面接の「逆質問」は何を聞く?質問例と避けたい聞き方

面接の最後に、「何か質問はありますか」と聞かれることがあります。これが「逆質問」です。

「何を聞けばよいのか分からない」「質問によって印象が悪くならないか」と迷う方もいるでしょう。

逆質問は、求人票や面接での説明だけでは分からなかったことを確認する機会です。自分に合う働き方ができそうか考えるために、確認しておきたいことを整理してみましょう。

まずは求人票や企業情報を確認する

質問は、求人票や企業のホームページを読んで気になったことから考えると、整理しやすくなります。

確認した情報を、次の3つに分けてみましょう。

  • すでに分かったこと
  • 書かれているが、詳しく知りたいこと
  • 調べても分からなかったこと

例えば、「データ入力」という仕事内容でも、入力する情報や一日の作業量、ほかに担当する業務までは分からないことがあります。

「何を聞けば評価されるか」だけでなく、「働くうえで何を知っておきたいか」から考えることが大切です。

内容別・逆質問の例

すべてを聞く必要はありません。自分が気になる内容や、応募先に合わせて選びましょう。

仕事内容について

職種名だけでは分からない、実際の担当業務や仕事の進め方を確認します。

求人票ではデータ入力が主な業務とありましたが、入力以外に担当する業務はありますか。

一日の仕事の流れを教えていただけますか。

複数の業務が重なった場合は、どのように優先順位を確認すればよいでしょうか。

入社後の流れ・相談方法について

仕事の覚え方や相談先を確認すると、入社後の動きをイメージしやすくなります。

入社後は、どのような業務から担当することが多いでしょうか。

業務を覚える際に使うマニュアルや、研修はありますか。

分からないことがあった場合は、どなたに、どのような方法で確認することが多いでしょうか。

勤務条件について

給与や休日、残業、勤務時間も、仕事を選ぶうえで大切な情報です。求人票を確認したうえで、不明な点を質問しましょう。

残業は月平均5時間程度とありましたが、繁忙期にはどのくらいになることが多いでしょうか。

休日はシフト制とありましたが、休みの希望はいつ、どのような方法で提出するのでしょうか。

体調や通院などの理由で勤務時間に制約があり、選考中に確認しておく必要がある場合は、必要な条件を具体的に伝え、対応が可能か相談します。

必要な配慮について

配慮について相談するときは、困る状況と、どのような対応があると働きやすいかを整理して伝えます。

周囲の音が多いと集中しにくいため、音の影響を受けにくい座席について相談することは可能でしょうか。

月に一度の通院が必要です。その際の勤務時間の調整について、ご相談できますか。

必要な配慮を伝えたうえで、具体的にどのような対応ができるか確認しましょう。希望する方法が難しい場合には、別の方法で困りごとを軽減できないか相談することも大切です。

答えてもらいやすくするための聞き方

同じ内容でも、聞き方を少し変えると、知りたい情報を得やすくなります。

調べた内容から、詳しく聞く

「どのような事業をしている会社ですか」など、企業情報に書かれている内容だけを聞くよりも、調べて気になった部分を質問しましょう。

ホームページで医療機関を支援されていることを拝見しました。今回募集されている事務職は、その中でどのような役割を担当するのでしょうか。

「雰囲気」を具体的な場面に置き換える

「職場の雰囲気はどうですか」でも意図は伝わりますが、人によって捉え方が異なります。何を知りたいのか、少し絞ってみましょう。

業務中は、個人で集中して作業する時間と、周囲と相談しながら進める時間のどちらが多いでしょうか。

回答だけで職場の人間関係まで判断することは難しいため、見学などの機会も参考にするとよいでしょう。

希望と、確認したいことを分けて伝える

「希望した日は必ず休めますか」と聞くよりも、まずは申請や調整の方法を確認すると、実際の運用が分かります。

休暇を希望する場合は、どのような手順で申請し、調整されるのでしょうか。

毎月の通院など、あらかじめ決まっている事情があれば、その内容もあわせて伝えましょう。

説明された内容は、さらに知りたい点を聞く

準備していた質問が、面接中に説明されることもあります。同じ質問をそのまま聞くのではなく、追加で確認したい点があるか考えましょう。

先ほど、入社後は研修があると伺いました。研修後は、どのような業務から担当することが多いでしょうか。

聞き逃したり、理解しきれなかったりした場合は、無理に分かったふりをせず、「もう一度確認させてください」と伝えて問題ありません。

質問はいくつ準備する?ない場合は?

面接前には、内容の異なる質問を、目安として2~3個準備しておくと対応しやすくなります。

例えば、「仕事内容」「入社後の流れ」「勤務条件」から、自分にとって大切なものを選びましょう。当日は、説明された内容や残り時間に合わせて質問します。

面接中の説明によって必要な情報を確認でき、追加の質問がない場合は、無理に形だけの質問を作る必要はありません。

本日のご説明で、仕事内容や入社後の流れが分かりました。現時点では追加の質問はありません。ありがとうございます。

このように、確認できたこととお礼を簡潔に伝えると自然です。

一人で準備することが難しいときは

「求人票のどこを確認すればよいか分からない」「配慮について、どう聞けばよいか迷う」ということもあるでしょう。

はぐみワークスでは、求人票や企業情報を一緒に確認しながら、面接で聞きたいことや、伝わりやすい質問の仕方を整理しています。

面接練習も交えながら、自分が大切にしたい働き方や、必要な勤務条件・配慮を言葉にする準備を進めていきます。

まとめ

逆質問では、自分が働くうえで確認しておきたいことを、具体的に質問することが大切です。

求人票や企業情報を確認し、目安として2~3個の質問を準備しておきましょう。当日は説明された内容を踏まえ、必要なものを選んで聞いてみてください。

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